2001年9月11日、21世紀の世界を変容する大事件が起こった。ニューヨークのワールド・トレードセンター・ビルなどにハイジャックされた旅客機が突っ込んだ米国当時多発テロだ。
この事件の真相を究明する国家委員会がアメリカ合衆国で結成され、2004年に最終報告書が米議会に提出された。この500ページにおよぶ報告書を日本人犠牲者の家族でもある住山一貞さんが心血注いで翻訳したのがこの本だ。
9/11テロとも称される事件から20年。「テロの温床」と名指しされたアフガニスタンから米軍など外国軍が一斉に撤退し、ふたたびアフガンは混乱にある。
いまこそ、事件の真相を知るための一冊。
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